Ribeka Kimura
​木村りべかのアート活動​

やわらかい家　2011年

赤い三角屋根に白い壁、緑の丘の上に立つ可愛らしい家は、幸せのイメージそのものだ。
しかし、それは実在しない架空の物語でもある。
小さな家は旅の途中で様々な不運に遭遇する。
汚れてしまった家は洗濯機で洗われると、再び旅を続けていく。
可愛らしさとおかしみ、ささやかな辛さとかなしさを、架空の風景の中に作った。

キヤノン写真新世紀 2011　佳作（選：椹木野衣）　受賞作品